インフレータブルカヌーで(ダッキー)海に行ってみた
さて、びわ湖の次はいよいよ海です。
まず、どこに行くか?
実は前々から行きたいところがありました。
「青の洞窟」
そう、イタリアにある超有名な洞窟‼️
が、そんな遠い所には行けません😭
でも日本にもあるんです‼️
「青の洞窟」が。
清龍洞門(Google mapより)
https://maps.app.goo.gl/MwZsEM41eL3f26Le9?g_st=ic
初めていった時は海がかなり荒れていて、波高は1.5m〜2m。それでも一応カヌーを出してみました。
※良い子の(大人の)皆さんはマネしないように(笑)
もう洞窟の入り口の上まで波がどっぱあぁぁーん!とても行けない状態。
ただ
カヌーを出してみて分かったのはインフレータブルは床も柔らかいので波を舐めるように進むため安定感はものすごくあります。
(最近の硬質の床材では波に跳ね上げられると思います)
なんにせよ行けないものはいけない。
あきらめて次回チャレンジとなりました😭
インフレータブルカヌー(ダッキー)に乗ってわかったこと
さてさて、びわ湖で初進水式をやってから何回か乗ってみました。
乗ってみた、使ってみた感想です。
・水が近い、気持ちいい、カヌー楽しい
・全体が空気なので船底部(床)がフワフワして気持ちいい
・横幅があり安定感バツグン
・購入したやつは大人2人、子供1人は余裕
・波が来ても空気なので波の形に沿って曲がって進むため安定する
・空気入れを電動にしたらメッチャ楽(笑)
というところでしょうか。カヌーライフ、最高です(^^♪
とはいえ何ごとも良いところもあれば悪いところもある。
自分は川下りはまずしないので、次に買う時はダッキーは買いません。
でもダッキーを選ぶ人のために、もし次に買うとしたらそれはどんなタイプか?
。。。答えは次回。
うそです。ちゃんと書きます。
まず一番は、「船体布が ”ゴム生地” のものにする」
これです。
最初、色々と選んでいた時に表面がゴムのやつは
「浮き輪みたいで安っぽいな~」なんて思って除外してました。
色も派手でなんか恥ずかしいし(控えめな性格なのですw)
だけど船体が布地タイプの決定的な弱点?がありました。
それは。。。
干さないとカビる!!!!!
実際、使った後にめんどくさくて数日たってから干そうと思ったら、
船底部分のビニールにカビが!!
ビニールってカビるんやぁ!!
もう、後の祭り。洗ったところで黒ずんだシミはとれません。
でもねー、カヌーで疲れた後に長さ3m以上、重さ15kgぐらいある布?をベランダに干す作業はなかなか大変です。
天気も良くないと乾かないし。
想像してみてください。布団のシーツがずぶ濡れになったものを干すのって大変でしょ?
その何倍も重いものを干すんだから。
で、布地タイプは船体の両側部分にもビニールが入っているのでそれも抜いたほうがいいです。乾きにくいので。
当然、また入れる作業も必要。そしてネジれて案外まっすぐ入りにくい。
空気を入れて膨らましたときにネジれてるんですよね。
まあ、いいかと思ってそのまま乗ったらフタ部分がキッチリ閉まってなくて乗ってる最中に空気が少しずつ抜けていくということがありました(笑)
これがゴム生地のタイプなら拭けば終わりですよね。
最大の盲点でした。めんどくさがりなのに(笑)
ここで使ってみて良くなかったことです。
・思ったより重い。フル装備で25kgぐらい。現場まで持っていくのが意外に大変
(とはいえ、2人用ならカヌー全般それぐらいです)
・現場である程度乾かさないと船体布が水を含んでさらに重い
・ところが思ったより乾かない。夏のカンカン照りなら別
・幅があるのでオールが長くないと漕ぎにくい(付属のオールだとかなり左右に大きく動かす必要がある)
・結果、付属の3本継ぎのオールを4本継いで使った(重くなる)
・遅い。時速3km。カヤックなら漕力にもよるけど5~6km
・風の抵抗が大きい。すぐに流される。天気図を読む力、観天望気は必須
こんなところでしょうか。
特にインフレータブルは「風」がすごく重要です。
言ってみれば水に浮いたゴム風船なのであっという間に流されます。
だから主に川用なんですね。川は流されればいいから(笑)
試しに向かい風がかなり強い時に出してみたことがあります(追い風だとどこまでも流されるので)
もう、まったく進みません。1mも進まない。
これがもし、海とかで風が吹き始めたら。。。
遭難ですね(>_<)
別にインフレータブルに限らずですが、自然の中に出る時、特に水の上は一歩間違ったら命にかかわります。
最低限の知識は身に着けておいてください。
・天気図を読む力
・観天望気
・その土地々々の特性
・いざという時のサバイバルの知識
・水難事故のパターンと回避の知識
これぐらいあって当たり前だと思います。
くれぐれも無理をせずカヌーを楽しみましょう!!
あなたのカヌーを選ぶ時の参考になれば幸いです。
人生初カヌー(インフレータブル=ダッキー)乗ってみた
いよいよ初カヌー推進式ですよ😆
インフレータブルなのでまずは空気を入れねば。
ポンプを押してシュッシュッシュッ。。。
右に入れて、左に入れて、センターに入れて。。。
シュッシュッシュッ。。。
い、意外に大変なのね😅
どれぐらい入れたらいいんだろう?
硬さで見るのかな?
空気圧は書いてあるけど、図るものも無いしなー。
まー、だいたいやな(笑)
で、だいたい出来上がりました。
たぶん大丈夫のはず。

座席をつけて完成です(≧∇≦)
さあ!出航だ!
海賊王に俺はなる!!(なんでやねん)
とまあ、漕ぎだしてみました。
おー!浮いてる浮いてる!
水の上をスイーッ。。。といかないぞ?あれ?
けっこう力がいるぞ?
どういうこと?
えーとですね、インフレータブルでもこのタイプはいわゆるゴムボートが細長くなった物だと思ってください。
主に川下りで使用するために底が平らで安定性を優先してます。
平らな面積が広い、つまり水の抵抗が大きい。
なので思ったより「遅い」です。時速3kmぐらい。
川を下る、ということは「流される」ので自分からスピードを出す必要がない。
川はあんまり漕がなくても進むのでこれでいいんです。
さらに小回りが利くように直進性はそんなに良くない。
小さなフィンはついてますけど申し訳程度。
この状態で漕ぐとカヌーはお尻を振るように進みます。
パドルで左右交互に漕ぐからですね。
そのお尻を振る様子から、ダッキー(あひる)と呼ばれるわけです。
あひるさんはお尻を左右に振って歩きますよね。
それと、安定感があるというのは幅が広いということもあります。
それはいいんですが、パドルを左右に大きく振らないと水がかけない。
さらに大きく振ることでパドルについた水滴がボタボタとボートの中に入ります。
ボートの中が水浸しになっていく。。。
まあ、もともと川下りが目的なのでそんなの当たり前(^^;
使ってみて初めて分かることいっぱいです。
今まで乗っていたような両側にオールのある「ボート」とは全く違うものでした。
でもやっぱり初めてのカヌーは楽しい♪♪♪
水が近い(≧∇≦)
もっといっぱい乗りたくなったのでした。
インフレータブル(ダッキー)に決めたものの。。。
買うべきカヌーは決まった。
あとはどれにするか選ぶだけ!
と、思いきや。これまた種類の多いこと(^^;
ためしに
「カヌー インフレータブル」で検索してみてください
あふれんばかりに出てきます(笑)
自分がカヌーを買ってからブームが来たみたいでさらに増えてます。
まずは何人乗るか? ですね。
うちは家族3人なのと、子供が小さいので2人用で積載性のあるもの(浮力が強い=安全性が高い)と考えました。
あとは価格。安いのは水遊び用のゴムボートって感じ。
広告の写真では釣りしたりしてますが、釣りにはとてもとても。
危なくて使えたもんじゃなさそう(^^;
やっぱりメーカー品かなー。
安くて5~6万。10万以上するのも結構ある。
カヌーって高いのね。
ファルト(折り畳み)だとカヌーのロールスロイスと言われてるフェザークラフトなんかは7~80万以上!!
一応、セビラーかコールマンがいいかなと思ってましたが。
。。。さーて、ヤフオク見てみるかぁ(笑)
とはいっても、お手頃価格で気に入るものがすぐあるわけではなく、地道に探し続けます。
そしてある日。
セビラーハドソン(旧デザイン)を発見!
でもよく見ると微妙に違うような。。。
バッタもん?
オークション終了までまだある。
毎日、画像から色々検索(捜索?w)して。
ちょっと違うけど入札するぞ!!おー!!
頑張って入札して何とか3万円ちょいで落札♪
やったー!人生初カヌー♪
商品来るのが待ち遠しいなあ♪
で、到着したのがアイコンのカヌーというわけです。
次回からはいよいよ進水式!!
どんなカヌー、カヤックにするのか?
カヌーといっても種類がものすごく多いのが分りました。
さてこの中から一艇選ばないといけない。
うーん、あまりにも種類が多いなぁ
(プチ蘊蓄 人は選択肢が多すぎると選ぶことをやめてしまう=決定回避の法則)
とか言ってられん!
選ばねば!
まず、何を言っても保管場所がいる。
マンションなので折りたためるものでないと無理。
大きく分けて
・リジッド=一体成型の硬いもの
![]()
上はカヤック、下はカヌーですね
・ファルト=折りたためてコンパクトになるもの
![]()
・インフレータブル=空気注入式、いわゆるゴムボート
![]()
の3つに分かれます。
(画像はすべてWikipediaより)
そしてこの中でもまた色々分かれてくる。
いやほんとに種類多すぎ(笑)
う~ん何を基準に選ぶかなあ。
そして大きな問題として、カヌーは融通が利かない。
つまりやりたいことを明確にしないと使えないということに。
例えば
カヌーにキャンプ道具と釣り道具を積んで海の沖の島に行く!
となったら競技用の川下りに使う短めのカヌーでは無理がある。
なのでカヌー購入の基準を勝手に作ってみましたよ。
・保管場所はあるか?
リジッドだと長い。3m~長いものは5m以上ある。
屋根付きの車庫がある家か、庭のある家でないとちょっと厳しい。
分割タイプもあるにせよ、そのカヌーに乗りたいか?という問題がある。
ファルトやインフレータブルならマンションでもOK。
・何人乗るのか?
1人なのか、家族と乗るのか、友達と乗るのか。
定員数が多いものは大きく重くなる。
もちろん値段も高くなる。
・何をしたいのか?
ここが最重要項目かもしれない。
川下りをしたいのか? 湖で乗るのか? 海で乗るのか?
釣り、キャンプ、リバーツーリング、1泊なのか2泊以上なのか?
沿岸でいいのか、遠くまで行きたいのか?
・そして年齢(体力)
乗るまでに運搬、準備。乗るとなると漕ぐ力(漕力=そうりょく)
終わったら撤収、運搬。
やってみると分かりますが、かなり体力のいるスポーツです。
あまり重い艇だと運搬だけでイヤになります。
ここに釣り道具やキャンプ道具を用意した日にゃあ。。。(笑)
あとは予算でしょうかねー。
とまあ、色々考え、カヌーのブログをやってる人なんかにも聞いたりしました。
本当はリジッドに乗りたいけどいきなり却下。
置き場所がカートップしかないし。
でも分割タイプというのもある。どのみち持ち運びは大変かなぁ。
今は4WDだから積めるけど、車が変われば積めなくなる可能性も考えてやっぱり却下。
ここでファルトとインフレータブルに絞られる。
まあまたこれもピンからキリまで色々。
カヤックタイプに乗りたいけど家族も乗せたい。
そうなるとオープンにもなるやつがいいなあ。
ただ毎回組み立ても面倒そう。
だんだん嫌になるんじゃなかろうか?
積載性があって、浮力が強くて、持ち運びが容易で、準備と撤収が簡単。
ということで最初の一艇はインフレータブルに決定!
次回はいよいよカヌーを買うまでです。
そもそもカヌーって何なの?
そこでカヌーをする人たちを見て、カヌー欲しいー!
となってから、
そこからカヌーについてネットで調べまくります。
カヌーってそもそもどういうもの?
ボートの種類?
お値段はおいくらぐらい?
カヌーとカヤックって違うの?
どんな装備が必要?
カヌー、カヤック、ボートのメリットデメリットは?
釣りとかできる?
エンジン積める?
カヌースポットとかある?
どれぐらい遠くへいける?
カヌーの歴史は?
世界のカヌー事情は?
法律とか関係ある?
etc,etc.....
とまあ、調べることいっぱいです。
まずはカヌーってどういうものなのか?
ウィキではいきなり「定義が難しい」と書いてます。
そうなの!?
じゃあだいたいってことで(笑)
イメージ的には中にすっぽり入るのがカヤック
細めのボートがカヌー
と思ってます。
調べてみるとその中間的なものとか確かに定義は難しい(;^ω^)
自分がやりたいことと、カヌーの種類、手が届く値段
色々調べました。
まー、なんでも奥が深いですね。
カヌーが欲しくなったわけ
ある晴れた春の日。
湖岸沿いに4kmの桜並木が続く関西屈指のお花見の名所。
その見事な光景を堪能していると、琵琶湖にたくさんのカヌーやボートが浮かんでいるではありませんか。
春の日差しを浴びてのんびりプカプカと浮いているカヌーを見て、
「おいらもカヌー欲しいー!!」
これがカヌーライフを始めるきっかけになりました。
その後、琵琶湖花火大会でも湖上にカヌーを浮かべて花火見物する人も沢山。
いいなあ、やっぱりカヌー欲しいなあ。。。
海津大崎も琵琶湖花火もカヌーをしてみないと分からないことも沢山ありました。
が、それはまたこれからのお話。
ということでカヌーライフ、スタートです!